名古屋大学U研X線グループ
名古屋大学大学院理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻 宇宙物理学研究室
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fossil 銀河群 (fossil Group of Galaxy) X線観測
 銀河群規模の大きさや温度を持ったX線ハローを伴っている巨大な楕円銀河が、 近年ROSATやASCAの観測によって見つかりました。 私たちのグループではASCAの観測結果より、これらの巨大な楕円銀河が、 X線ハローは、普通の楕円銀河の数倍から10倍もの明るさ、温度や中に含まれて いる重元素量は、銀河群と同じ規模を持っていることを確かめました。
巨大な楕円銀河は、銀河群のような非常に銀河同士が近接しているところで、 それらの銀河同士が衝突と合体をしてできると考えられています。 合体は、銀河に付随しているX線ハローより、銀河の星々のほうが先にしてしま います。すると、もともと銀河群の大きさに広がっていたX線ハローはそのまま 取り残され、中心に巨大な楕円銀河ができあがるというわけです。 取り残されたX線ハローということで、このような巨大な楕円銀河を、 fossil(化石)グループと呼んでいます。 これらの種族は、銀河群や小規模な銀河団の間ぐらいに位置する種族と 考えられています。 現在、私たちのグループでは、これらの種族をASCAの観測データを用いて、 解析を進めているところです。
図1. ASCA による観測
図1
(担当 吉岡)
 
 
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