名古屋大学U研X線グループ
名古屋大学大学院理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻 宇宙物理学研究室
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 1keV付近の軟X線領域では多数の軽元素の輝線が込み合っており、これを分解するために、反射型回折格子を検討している。通常の回折格子そのままでは反射効率が高くないこと、また想定されているX線望遠鏡の集光精度が1分角程度であるとすると、波長分解能をそちらで劣化してしまう。これを避けるため、Off-plane Mount法で回折像を扇型に広げ、望遠鏡の結像の幅の狭い方向を回折方向に合わせることで、容易にE/dE ~ 100程度の分光が可能になるはずである。実際のX線望遠鏡に合わせた、回折格子のパラメータ、入射角度、距離等を最適化していくことを目標とする。

X線多層膜回折格子

 軟X線用の回折格子では、金を蒸着するのが普通です。 しかし、これだと1keV以上のX線で用いるには、回折効率が低すぎて実用にはな りません。 そこで、回折格子に多層膜を蒸着することで、多層膜の高い反射率を回折格子に 付け加えることが可能になります。 実際に我々の研究室で、作成したプラチナカーボン多層膜回折格子による 8keVのX線(Cu-K, W-L輝線)の回折像を図に示します。 通常の金の単層膜では、回折効率が1%以下だったものが、 この多層膜回折格子では20%という非常に高い値を得ることができました。

X線望遠鏡の評価

図1. X線CCDカメラによる回折像の測定結果
X線望遠鏡の評価

 図2.は、1次ピーク付近を拡大したものです。 多層膜により効率が上がった(赤線)上に、回折格子の輝線が乗っていることが分 かります。この赤線がないと、周りのノイズに埋もれてしまうのが分かります。
(担当 吉岡)

図2. 1次ピーク拡大図
 
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